40代で独身だと「変わり者」って周りが見ているの知ってますか?
ステレオタイプが多いと「20代か30代で結婚」という前提で人のことを見るので「40代独身」は特別な目で見ています。
「40代独身変わり者」と聞くと実際そうなのか、そうでないかに変わらず、周りの人は身構えてしまいます。
しかし今は「多様性が許されれる社会」。「自分が自分のままで良い」ということについてこの記事で説明します
「40代独身は変わり者」は増えている。だから特別ではない。
2020年の国勢調査では生涯未婚率が男性約30%女性約18%と出ました。
男性が多いなと思いますがこれは50歳時点での数字です。男性の50歳のうち一度も結婚をしたことがない人は三分の一という結果が出ています。数字からしても結構多いなと感じるかもしれませんが事実です。
女性も18%と低いと思いますが生涯結婚をしない人はいます。女性の場合は結婚できないよりも結婚しないことを選んだ人が多いことも事実です。女性の場合、結婚、出産を経験するとキャリアが途切れてしまいます。働いてキャリアを積むために結婚をあきらめた人が少なからずいるということです。
男女ともに40代で独身であることは特別なことではないのです。
「40代独身は変わり者」という既婚者(一般人)の生活
一般的な40代の生活。
早朝先に起きた方が朝ごはんを作り、保育園の準備をし、7時までには家を出る。
父親、母親どちらかが保育園へ子どもを連れて行きます。始業前にたどり着くまでに体力精神力を使い果たします。
それでも仕事中は充実しておりますが、保育園から子どもがケガ病気の連絡がくると、とたんに忙しくなります。
どちらかが有給をとり子どもを迎え、病院へ連れて行きます。
晩御飯は惣菜を買ってバラバラで食べ、お風呂に入り眠りにつきます。が、子どもが寝ないと眠れないため寝ることが遅くなる人もいます。これが一般的な既婚者の生活です。
「40代独身、変わり者」の生活
では他の40代独身の生活を見てみましょう。
会社に行く前に時間があるため早朝ランニングをします。
仕事は中間管理職になる頃ですので、上からも下からも突き上げられて大変ですが、それは既婚や独身と変わらず経験することでしょう。
惣菜を買ったり自炊をして風呂へ入れば待ったなしの趣味の時間です。ゲーム、プラモデル、運動、映画鑑賞などそれぞれがそれぞれの趣味に没頭できる時間がやってきます。この時間はとても貴重で幸福な時間でもあります。
「40代独身変わり者」が抱える心の闇「虚しさ」
もちろん虚しさを抱える独身男性や、介護を行っている独身男性もいます。それでも生きていく上で趣味を持つことは大切なのです。虚しさを紛らわせるために地域のコミュニティに参加することも良いです。
結局のところ人は人と触れ合いたいものです。何かのコミュニティに属する、または介護者は精神科の訪問看護を受けることをおすすめします。何か気持ちが変わるかもしれません。
「40代独身変わり者」が抱える心の闇「焦り」
また独身であることに焦りを感じる40代男性もいます。婚活アプリ界隈では成婚率男性50%女性2%といわれています。結婚を望む方は常に清潔感と若々しさを意識しましょう。そして仕事の面でも趣味の面でも充実させましょう。
婚活アプリを利用するなら三十代から四十代と自分と同世代の人を選びましょう。
また相手の話に耳を傾けることがポイントです。相手の女性は話を聞いてもらいたいのです。楽しく話を聞くことができれば好感度は自然と上がります。
これを満たした40代の結婚できる確率は25%から50%と言われています。決して低い数字ではないと思います。
「40代独身変わり者」女性の改善点
先ほどは男性からの視点でしたが今度は女性をみて行きましょう。女性は四十から四十四までが3%、四十五から四十九までは2%と男性と比べて大きく差が開いています。
結婚するには40代以上の方を探した方がいいかもしれません。
では女性の考え方について調べてみましょう。年上の男性に対しては上司みたいで無理、年下の男性をみては軽薄で無理、減点方式の婚活で相手の悪いところの粗探しをしていませんか。
そして男性を好きになる感情がなくなったと一人で思い込んでいるかもしれません。全てはコミュニケーション不足が原因で関係を築けないのかもしれません。相手に興味を持ったら積極的にコミュニケーションをとることをお勧めします。
「40代独身変わり者」と言う人も悩みはある
四十代独身変わり者と言われるわけですが、逆に一般的な四十代既婚変わり者でない人たちのことについて例をあげてみます。
そういう人たちは、会社勤めの方は中核を担う立場にあると思います。役職がついていなくても、その人がいないと仕事が回らない、休憩も休息も休日さえ取れないそんな人たちだと思います。
上司としては若く年齢が近いため部下と話しやすいと思います。
一方家庭に戻ると相手に不満をぶつけてしまうこともあるでしょう。二人の人間が一つの部屋にいるわけですから衝突も起こります。それも何度もです。
またともに趣味を持ち、休日はその趣味に没頭している場合が多いです。そうなると男性女性ともに「休日なんだから」とけんかが始まります。変わったところは一つもありませんが、既婚男性40代は変わり者と言われるほどの悩みを持っていないのです。
「40代独身は変わり者」と言われる理由
なぜ40代独身だと変わり者と思われてしまうのか、それは社会のステレオタイプで40代ならこういう生活をしているべきだ、40代ならば仕事と家庭とを両立すべきだなど外から見る目が厳しいものとなっています。
それに対し40代なのに結婚もしていないなんて変わっているということもあります。しかしそれら全ては固定観念であり、今の世の中の状態と合っていません。
子ども一人を育てるのに年収700万円必要と言われてどの程度の人がそれをクリアできるでしょうか。それに加え老後のためには2000万円の貯蓄が必要なのです。既婚子持ちの男女は人生ハードモードなのです。
「社会が変わり者を受け入れない」
変わり者という点においては自分を取り巻く社会によるところがあります。
その社会の中で通じない言葉やファッションをすれば変わり者と呼ばれてしまいます。でもそれは社会があなたを受け入れる準備ができていなかっただけなのです。コミュニケーションをとって自分がどういう人間なのかを理解してもらいましょう。きっと受け入れてもらえるはずです。受け入れてもらえなくても変わり者キャラとして定着するかもしれません。
大事なことは自分を変えようとしないことです。自分を変えることは難しいです。ファッション、趣味、そういう自分を癒すためのものを手放してしまうことはとても辛いことです。
変わり者でもいいんだという社会を自分の周りに作って行きましょう。
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